ボールねじ よくあるトラブル

モーメント荷重、ラジアル荷重による摺動不良

ボールねじは軸方向のアキシアル荷重のみを受ける部品であり、垂直方向のラジアル荷重や回転軸に角度を与えるモーメント荷重を受けることは適切ではありません。過度のラジアル荷重、モーメント荷重がかかった場合、ねじ溝に負荷がかかり早期剥離に繋がったり、摺動不良が発生するリスクがあります。

トラブルの対処方法

ボールねじの取り付け精度の向上

ボールねじの取り付け精度が悪いと、過度にラジアル荷重やモーメント荷重がかかってしまいます。
ねじ軸やナットハウジング、ガイドや軸受けなど、芯だしができていない組付けは、過度の荷重を与えます。組付け時には、細心の注意が必要となります。

ボールねじの修理は当社にお任せください!

ボールねじのトラブル時は、当社にお声かけください。
当社がこれまで行ってきた修理事例を掲載しておりますので、下記からご確認ください。
当社製ボールねじだけでなく、他社製ボールねじの修理も可能です。

よくあるトラブル一覧

長期保管による錆の発生 ボールねじの衝突によるねじ溝の圧痕 不完全ねじ部へのナットの乗り上げ ねじ軸とナットハウジングの芯ずれ ねじ軸及びナットねじ溝の早期剥離 ナットの脱落 異常トルクの発生 ボールの循環不良 温度上昇による動作精度低下 給油不足による低寿命化