ボールねじ よくあるトラブル

給油不足による低寿命化

ボールねじについて、磨耗や摩擦の低減を目的としてグリスの給脂やオイルの給油が必要となります。給油を行わないと、早期の破損につながり、ボールねじの低寿命化のリスクが発生します。

トラブルの対処方法

オイルの給油 グリスの給脂

給油不足が原因となるボールねじの低寿命化を避けるためには、定期的な給油、給脂が必須となります。揺動や低速使用が多い場合は基油粘度の高いグリースを推奨します。また、高速化が進む現状では自動間歇給油による油潤滑を推奨しております。
給油頻度は2~3か月に1回を目安としてください。汚れが著しい場合は、古いグリスやオイルをふき取り、新しい潤滑材を塗布してください。

ボールねじの修理は当社にお任せください!

ボールねじのトラブル時は、当社にお声かけください。
当社がこれまで行ってきた修理事例を掲載しておりますので、下記からご確認ください。
当社製ボールねじだけでなく、他社製ボールねじの修理も可能です。

よくあるトラブル一覧

長期保管による錆の発生 モーメント荷重、ラジアル荷重による摺動不... ボールねじの衝突によるねじ溝の圧痕 不完全ねじ部へのナットの乗り上げ ねじ軸とナットハウジングの芯ずれ ねじ軸及びナットねじ溝の早期剥離 ナットの脱落 異常トルクの発生 ボールの循環不良 温度上昇による動作精度低下