ボールねじ
修理・オーバーホール事例

ナット内切削切粉混入によるねじ軸損傷

  • 修理項目
    循環部品の破損対応
  • 修理対象機器
    マシニングセンタ
  • 修理対象箇所
    テーブル移動用
  • サイズ
    φ36リード10ー1,200mm

BEFORE

上記設備内、テーブル移動用に組み込まれたX軸ボールねじナット内に切削切子が混入し、移動時に異音がするようになり、ねじ軸に損傷が発生し、最終的に循環部品が破損してしまいました。それにより、駆動不能の状態になってしまいました。

AFTER

循環部品は、ボールねじで最も重要な部品です。循環部品の破損の修理では、チューブ、ボールを交換し、ねじ軸も磨く必要があるため、以下のような処置を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

ポイント・当社のサービス

ナットへの切り粉の混入は工作機械ではよくあるトラブルです。そのようなトラブルに対処するため、ボールねじ 修理・製作センター.comでは、ボールねじの修理に加え、ボールねじの汚れを落とすための油潤滑やじゃばらなどの構造提案も行っております。ボールねじの不具合が発生した場合、当社にお任せください。

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