ボールねじ
修理・オーバーホール事例

ロックしたボールねじの再稼働修正

  • 修理項目
    磨き直しと循環部品の新規製作
  • 修理対象機器
    大型旋盤
  • 修理対象箇所
    Z軸送り
  • サイズ
    BS6310-FRB2-6400

BEFORE

長年使用した当該設備は、切粉や粉塵の蓄積でボール循環が
阻害され、最終的に完全なロック状態に至りました。
循環チューブは破損し、ネジ溝にもダメージが残っていました。
可能な限り滑らかになるよう各部修正し、循環部品の新規製作によって再度駆動できるように処置する必要がありました。

AFTER

ロック状態解消のため、ボールねじの修理が必要であり、
以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

修理後もネジ溝のダメージが残っているため、応急的な使用としています。
その間に新規製作を進め、最終的には新品での復旧を行います。

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理製作センター.comを運営するオージックでは、ボールねじの修理を行っております。
本事例のような錆の発生による異音の不具合から、予圧調整、循環部品の交換など、ボールねじの修理、保全を行ないます。
ボールねじに不具合が起こってしまったが、なるべく機械を止めたくないなど、早期の復旧をお考えの方に、
短納期で修理対応致します。
ボールねじの不具合ならぜひ当社までお問い合わせください。

ボールねじの修理に関する関連情報

ボールねじ 修理・オーバーホール事例一覧