ボールねじ
修理・オーバーホール事例

高荷重状態での使用による損傷

  • 修理項目
    応急処置と新規製作
  • 修理対象機器
    専用旋盤
  • 修理対象箇所
    刃物台送り
  • サイズ
    BS100リード20-4500

BEFORE

加工時に非常に大きい荷重を受ける構造で、且つ切子の混入がある使用環境でした。循環チューブ破損、ネジ溝の剥離等再使用困難と判断しましたが、設備完全停止の損害が大きいため、応急的な復旧を行いました。

AFTER

動作不良解消のため、ボールねじの修理が必要であり、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
④軸全周磨き
⑤チューブ等新作
⑥ボール全数交換
⑦再組立て
⑧再調整

⑨新作特急対応

損傷が激しく、再使用不能状態でしたが、応急的な復旧を行い低荷重であれば動かせる状態に処置しました。
その間に新規品を特急製作、生産への影響を最小限にすることが出来ました。

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理製作センター.comを運営するオージックでは、ボールねじの修理を行っております。
本事例のような高荷重状態による不具合から、予圧調整、循環部品の交換など、ボールねじの修理、保全を行ないます。
ボールねじに不具合が起こってしまったが、なるべく機械を止めたくないなど、早期の復旧をお考えの方に、
短納期で修理対応致します。
ボールねじの不具合ならぜひ当社までお問い合わせください。

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