ボールねじ
修理・オーバーホール事例

組み込み前に落下させてしまったボールねじの整備

  • 修理項目
    分解再確認、部品製作
  • 修理対象機器
    歯車機械
  • 修理対象箇所
    刃物台送り用
  • サイズ
    φ25リード5ー250

BEFORE

設備への組み込み時に、ボールねじ落下させてしまった事例です。
そのままボールねじを利用していると、回転調子が悪くなったようなので、お預かりし分解
点検を行いました。
小径短尺の場合、ボールねじ自体が非常に軽く手で持てるので、
組み込み時の落下は、起こりやすい事例です。

AFTER

出荷時にはスムーズに回転していたボールねじでしたが、落下後は、ゴリゴリとした回転調子になっていました。落下による循環部品へのダメージが想定されたので、分解洗浄のうえ、循環チューブ再製作し、以下の作業を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③チューブ等新作
④軸全周磨き
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理・製作センター.comでは、大径長尺ボールねじの製作を得意としていますが、修理においては、小径短尺のボールねじでも多数実績がございます。
今回の事例のように、落下などで循環部品に損傷が発生し、動作不良を起こすというのは、ボールねじの不具合でも特に多いものとなります。
少しでも異常を感じたら、まずは保全を行うことが大切です。
ボールねじの異音など不具合を感じたらぜひ当社までお問い合わせください。

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