ボールねじ
修理・オーバーホール事例

使用によるバックラッシュ発生7

  • 修理項目
    分解洗浄後バックラッシュ調整
  • 修理対象機器
    マシニングセンタ
  • 修理対象箇所
    刃物台送り
  • サイズ
    φ32リード8-900

BEFORE

長期使用した当該設備は使用ストロークのみが摩耗しバックラッシュが発生していました。そのため、加工精度が落ちてしまうという問題がありました。
また、分解してみると加工粉塵を含む茶色く変色したグリスの状態でした。油による定期的な洗浄を行っておくと、摩耗の進行を抑える事が期待できます。

AFTER

内部を洗浄し、ボール循環に影響を及ぼす破損などが無い事を確認したうえで下記の処置を行いました。
①ボールねじ分解
②洗浄
③軸全周磨き
④チューブ等新作
⑤ボール全数交換
⑥再組立て
⑦再調整

定期的に給油を行う事により、ナット内部への粉塵の蓄積を防ぐ効果があります。

ポイント・当社のサービス

ボールねじ修理製作センター.comを運営するオージックでは、ボールねじの修理を行っております。
ボールねじによる送り精度を上げるためには、予圧の調整が重要になります。
ボールねじは使っているうちに摩耗していくため、精度を上げるために、軸のラッピングが必要になります。
当社では、早い機械の復旧のため、短納期でのボールねじの修理を承っております。
ボールねじの不具合ならぜひ当社までお問い合わせください。

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